地域おこし協力隊の卒業〜出会い編〜

地域おこし協力隊の卒業〜出会い編〜

2015年5月から地域おこし協力隊として山梨県小菅村に移住して早3年が経ちました。
第4期地域おこし協力隊を卒業しました中村です。

忍び寄る小菅村の影

アパレルのサービス業を7年間したのち、地域づくりに興味をもち3年前の29歳の時に転職して地元茨城県つくば市から山梨県小菅村に移住してきました。


アパレルのサービス業時代 

山梨県には縁も縁も身よりもあったわけじゃなかったですが、サービス業時代に同僚だった子が大学時代小菅村で実習や有志活動で村を訪れておりその子がよく小菅村の話をしていたんです。(その当時田舎に興味なかった僕は、異国の話のように聞いていたんですが。。)

また、地元つくばのフォレストアドベンチャーで、僕たちの担当をしてくれたスタッフのお姉さんがインターシップで「小菅村」というところを訪れ、そこでお姉さんの地元でもある茨城県つくばのフォレストアドベンチャーの仕事を紹介されたとの話を聞いて、少しずつ僕の中で「小菅村」という文字が埋め込まれていったわけなんです。
2014年7月 フォレストアドベンチャーつくばにて

知らない世界を知りたい

そんな色んな世界があるんだと知って、「知らない世界を見てみたい」という想いが強くなりサービス業の仕事をつづけながら、転職活動が始まりました。
東京のハローワークに通っていた時見つけた「JOIN~移住交流フェア~」の一枚のポスター。
たまたま休みの日だったので行って見ることにしたんです。

47都道府県の自治体が「移住促進」や「地域おこし協力隊の募集」を行っておりその中で見つけた「山梨県小菅村」のブース。
「あっ!同僚が通っていた村だ」
ここに来るまで「小菅村」って名前は頭の片隅にはあったんですが、検索をしたり、写真を見たりしたことがなかったので何の情報もなかったんです。

少し強面なブースの担当者を横目にみながらウロウロ。なんとなく入りずらくて他の自治体のブースで話を聞き、開催していた東京ビックサイトに滞在すること4時間。
もう帰ろうかと思っていたが、最後勇気を振り絞って「山梨県小菅村」のブースにお話を聞くことになりました。


2015年1月18日 小菅村村民の方との初めての出会い

「小菅村って知っていましたか?」と担当者に聞かれ、「地元の知り合い2名程が学生時代小菅村で活動していまして。。」と言うと担当者の方も僕の知り合い2人を知っていてびっくりしました。共通の知り合いがいたことで緊張していた気持ちがリラックスされ一期一会を感じた瞬間でした。その時はまだ縁も縁も身よりもない山梨の村に移住するとは全く考えてなかったですが、

もしあの時ハローワークでイベントのポスターを見ていなかったら、
もしそのイベントが仕事の休みではなかったら、もし担当者が僕の知り合い2人とあまり関わっていなかったらと思うと確実に僕は小菅村に来てなかったと思います。

色々な偶然が重なって小菅村の移住へのストーリーが作らていったんだと思っています。

つい5年前までは山梨県小菅村って言葉自体も知らなかったのに、縁も縁も身よりもない山梨県の村に住むことになるなんて本当に出会いって不思議で素敵だと感じています。どこで何が起きるかなんてわからないし、人生って面白いなとも感じています。

これからも一期一会を大切に活動していきたいです。
つづく

Pocket
LINEで送る