小菅村について

多摩川の源流

山梨県小菅村は、東京都を横切る多摩川の源流部にあり「多摩源流」と呼ばれています。源流の澄んだ川と緑豊かな山々に囲まれ、昔ながらの文化と景観が残る小菅村は、まさに日本の原風景です。

小菅村の自然

上流部
小菅村は東西に14km、南北に7km、総面積は52.65km²の小さな村です。山梨県の東北端に位置し、東京都奥多摩町に隣接しており、都心からでも車で2時間で来ることができます。
小菅村を東西に横切る小菅川は、村の東端で奥多摩湖に流れ込み以降多摩川となり約135km流れて東京湾に注ぎます。小菅川の西端の上流部は東京都の水源涵養林として、100年以上前から森林の保護が進められてきました。そのため手付かずの豊かな自然が広範に残されています。

小菅村の95%は森林で、ミズナラやブナ、シオジなどの原生林が存在し、その豊かな森林には、ツキノワグマやニホンジカなど大型哺乳類が生息しています。また、天然記念物に指定されているニホンカモシカやヤマネ、ヤマセミやクマタカなどの野鳥、カタクリ・ヤナギランなどの数多くの山野草も自生し四季折々の花で訪れる人の目を楽しませてくれます。

源流に育まれた美味しい食べ物

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谷あいに位置する小菅村では、平地の畑はとても少なく多くの畑が急な斜面となっています。このような急峻な土地を利用して、コンニャクやソバを生産してきました。また古くから山の清流を活かしたワサビ栽培が行われ、全国でも良品質として知られています。

あたたかい村民と伝統文化

小菅村の人口は740人ほど。人口が少ないからこそ村民は外から来た人にとてもあたたかいです。声をかけてくれたり、自分で作った野菜を分けてくれたり、ご飯に招いてくれたりします。また一緒に何かやろうという気概がありながら、お互いを思いやる「お互い様」の文化が残っています。

村内には伝統芸能として古くから伝えられ現在もなお続けられているものに「三ヶ村の獅子舞(川久保・池之尻・田元)」「橋立神楽」「小永田神代神楽」の3つがあります。
長作地区には、国の重要文化財に指定されている「長作観音堂」があり、樹齢200年以上のケヤキ・モミ・ツガが林立する「御鷹神社」があります。

アクセス


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  • 奥多摩駅より→(国道411号)→(国道139号)→小菅村(約30分)
  • 青梅ICより→(国道411号)→(国道139号)→小菅村(約70分)
  • 大月ICより→(国道20号)→(国道139号)→小菅村(約30分)
  • 上野原ICより→(国道20号)→(県道18号)→小菅村(約45分)

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JR奥多摩駅〜小菅の湯 バス時刻表

JR青梅線奥多摩駅 西東京バス 小菅の湯行

奥多摩駅発 小菅の湯発
07:38(土・休日07:25) 08:57(土・休日08:30)
10:15(土・休日10:05) 11:22(土・休日11:25)
13:25(土・休日13:35) 14:42(土・休日14:45)
16:48(土・休日16:35) 17:55(土・休日17:45)

お問い合わせ
JR奥多摩駅: 0428-83-2151
西東京バス: 0428-83-2126
※時刻表は変更になる場合がございますので、最新情報をご確認下さい。

JR大月駅〜小菅の湯 バス時刻表

JR中央線大月駅 富士急山梨バス 小菅の湯行

大月駅発 小菅の湯発
09:00 07:06
13:31 10:15
18:20(土・休日は運休) 14:41

お問い合わせ
富士急山梨バス(株)大月営業所: 0554-22-6600
JR東日本テレホンセンター: 050-2016-1600
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