平成３年以来日本一美しい村づくりをめざして、毎年小菅村では「多摩源流クリーン作戦」という清掃活動を行っている。
今年は地域おこし協力隊中村も初参戦。どういう感じが全く分からないまま、集合場所の小学校へ行くと、びっくり。
イメージは運動会の地区対抗リレー。
清掃箇所が書かれたプラカードをもった方の後ろに列ができている。自分の好きな場所を選び、並ぶシステムだ。
清掃地区が各々書かれたプラカードに並ぶ様はまさに運動会
どこの場所に並ぼうか迷っていると、東部地区のお誘いがありそこのチームになる。
小菅村は東西１４キロ、南北７キロの小さな村で、僕が配属された「東部」という地区は小菅村の一番東で、東京との県境の場所にある。地区の方も「この線超えたら東京都だからここまでだ！」とおしゃっていて、改めて東京の近さを実感する。
この道路標識の向こうは東京都になる
ちなみに小菅村は山梨県。よく実習で訪れる学生に東京の奥多摩と勘違いされるが、ある線を境に東京都奥多摩町から、山梨県の小菅村になるのだ。
最近ずっと雨だったがこの日は晴天。絶好の清掃日和となった。
ゴミがないのは嬉しいことなのですが、大きいゴミをたくさん拾った方が勝ちみたいな雰囲気にもなる。
ある方は谷に入り、ゴミを探す。自分はみなさんが気づかない細かいゴミばかりをとる。
ゴミ拾いにも特徴が出るなーと、楽しみながらクリーン活動ができた。
クリーン活動を通して、普段車で通り過ぎちゃうような所も歩いてみると「こんな景色があったんだー」と新たな発見もできた。
多摩川の源流の小菅川がこんなにも綺麗なのは「多摩源流クリーン作戦」の賜物なんだと感じた。
これからもこの多摩川の源流の村が美しくあり続けるために環境に配慮していきたいと思う。
皆さんも自分の街を少し歩いてみてはいかがでしょうか？
