村民ライフ~5月編~

村民ライフ~5月編~

5月に入り、4年目の春を迎えたNPOスタッフの中村です。
2015年5月1日に地域おこし協力隊として山梨県小菅村に移住してきて丸3年が経ちました。無事に満了の3年を終え、地域おこし協力隊を卒業して、5月からNPOの職員として採用されました。

まず、自分が4度目の春を小菅村で過ごすことになるとは思ってもいなかったので、すごく驚いています。

 

4年目も小菅村村民

1年目はまったく味わったことのないような体験、風景や人たちと出会い刺激的でワクワクしていたかと思えば、
半年くらい過ぎたくらいから「畑違いのところにきてしまった」と実感。

実家も商売をしていて、僕自身も高校、大学、社会人とずっとサービス業の世界で生きてきたからサービスのことならある程度分かっていたが、まったく苦手な興味のなかった分野に突入して出鼻をくじかされた感じでした。(まったく知らない世界を見てみたかった)


協力隊生活がスタートした日(2015年5月1日)
みんなで手作りの昼ごはんを囲むだけで感動した。(山田洋二の映画の世界かよって思うぐらい)

何度も「やめたい」「街に帰りたい」と思ったことか。

1年で終わりにしよう。2年目もだめだ。って思っていたのに、3年目に突入するころになって、満了任期の3年はちゃんと過ごして、きれいに卒業しよう。と思っていました。

それがまさかの4年目突入。
どうしてこういう展開になったのか?どういう心境でこういう結末になったのか?今は心にしまっておきたいのだが、何はともあれ4年目も小菅村村民として生きています。

 

第31回多摩源流祭り

今年もやってきました。多摩源流まつり。
人口700人あまりの村民が毎年1万人のお客様を迎え入れます。


源流まつりのメインはやっぱりお松焼き。

■日本一も体験できる!多摩源流まつりを100%楽しむ5つのポイント
http://ko-kosuge.jp/event_kosuge/261/

お祭り好きな僕にとってこの祭りも楽しみの一つなんですが、
もう一つこのお祭りに毎年大学時代の友達が泊まりで遊びに来るんです。

祭り前日の3日から友達が遊びに来て、その日僕は源流まつりを手伝ってくれる「学生ボランティア」の対応だったんですが、友達にもボランティア学生の対応を手伝ってもらいました。(笑)


学生ボランティアにカレーを配膳する友達たち。

「ゆっくり食べてねー」とか「おかわりあるからねー」と
急遽僕の仕事を手伝ってもらったにも関わず、ボランティア対応になりきる友達たち。

はりきり具合さすがです。(笑)

学生ボランティアを終え、家に帰ってみんなでゆっくりしていたら、サプライズで僕の誕生日を前々夜祭として祝ってくれました!
(5月5日で33歳になりました)


3年連続で源流まつりに来て小菅村でお祝いしてくれます。
33にもなればオデコに皺もできます(笑)

5月4日祭り当日、僕は出店側としていたので友達には自由に回ってもらいました。

4回目の小菅村のメンバーもいるし、東京でイベントした時に来てくれたメンバーもいるし実は何回か村民と触れ合ってもらっているので安心なんです(笑)

それに人見知りしない誰でも仲良くなっちゃうシティーボーイ&ガールズなんで、無問題!

今年も13年来の友達と過ごす小菅村は最高でした。
どこで過ごすかじゃなくて、誰と過ごすかが大事なんだよなって思います。


毎年誕生日前日に開催される多摩源流まつり。
勝手にお祝いの花火だと思っている。(笑)

 

源流体験近づく

今年は源流体験の担当としてリピーターの各団体さんとのやり取りをさせてもらってます。

もう7、8年毎年源流体験に来てくださる保育園の先生たちが下見に来てくれて、実際に歩くコース、遊ぶ場所宿泊先のキャンプ場など細かく一緒に下見してきました。年に1回しか会わないのに、「去年の園児たちの話」などで盛り上がり、親戚が田舎に集まった感覚になり楽しい下見となりました。


道中ずっと下見に来た東京の保育園の先生たちと笑っていた気がします。

前職のユニクロで学んだ会話の中から「お客様の好み」「お客様の特徴」を覚えるが活かされているのかもしれません。
こうやって色んな人と関わっていると「やっぱり自分人と接することが好きだな」って改めて思います。

 

パワフルなコスキッズ!小菅村保育所自然遊び

今年から本格的に小菅村保育所自然遊びのスタッフとして保育所の先生たちに同行させてもらっています。
村内を遠足したんですが、子どもたちは色んなことに興味があって、普段僕ら大人がスルーしてしまうところも「何かいるー」「何かあるー」って興味深々。

大人になって見えてきたもの、大人になって見えなくなってしまったこと。

素直に思ったことを発する園児たちも見て、考えさせられました。
大人になったからできる楽しいこともたくさんありますけどね(笑)

目的地の平山キャンプ場に着くと園児たちのエネルギーが爆発!

33歳になったおじさんも負けじと はしゃぎますが、人間メリーゴーランドや、高いところからジャンプしてキャッチなど一回始めたら止まらない!

エンドレス園児。

身体はバキバキに疲れたけど、子どもたちと遊ぶのは楽しいですね!

この夏は大学生のインターンや源流体験、キャンプ、地区のお祭りなど盛りだくさんなんで身体を鍛えて夏を楽しみたいと思います。

 

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