山梨日日新聞の特集「廃校再興~学びやは今~」に、多摩川源流大学の事例が掲載されました。この特集は山梨県内で廃校になった学校を、再活用している事例集です。
1874年に開設した小菅小学校白沢分校は、児童数の減少に伴い2006年に閉校になりました。小菅村は多摩川源流域の豊かな自然を活かした地域づくりを進めようと、農業などの研修の場を探していた東京農業大学と連携し、2007年に多摩川源流大学を開設しました。当初は東京農業大学だけでしたが、近年は中央大学や法政大学からも学生を受け入れています。
校舎は「NPO法人多摩源流こすげ」と「多摩川源流研究所」の2団体も利用。多摩川源流大学のスタッフと小菅村の地域おこし協力隊の計7人が所属し、業務を兼任しています。