デザイン研修から学んだもの~伝わる伝え方~

デザイン研修から学んだもの~伝わる伝え方~

アナログ人間~21世紀へ

この村に来て約3年。
村の生活にも慣れてきた。

なりよりも一番苦手だったものが少し克服できつつある。

「パソコンだ!」

僕はこの村に来るまでパソコンをほとんど使ったこともなかった。
ワードを大学のレポートで使用するくらいだった。

ワードとエクセルが必須だった村の応募用紙に
「使ったことがる。。。。」と〇をつけたことから僕の中の「パソコン物語」は始まった。

エクセルもまともに使えなかった僕は、
村に入って間もなくパソコン教室に通わせてもらいワード・エクセルの基本操作を習得した。

イラストレーター・フォトショップ講座

それから月日は流れ、フォトショップ&イラストレーターの講座を2018年2月5日から受けてきた。

エクセルもパワーポイントも使えなかった僕が、まさかのデザインソフトに進出。
使いこなせたらかなり便利だけど、この授業についていけるのか!?めちゃくちゃ不安だった。

4日間のイラスレーター・フォトショップの基礎編・実践編がスタート。

まずはイラスレーターとはなんぞや?フォトショップとはなんぞや?というところからスタートした。

おおざっぱには分かっていたけど、「小さなタイルの集まりピクセルを使うのがフォトショプ」と「点と点結んで滑らかな図形を作るのがイラストレーター」と

はっきりとソフトの違いを教えてくれて、「これは初めてこのソフトを使う人には分かりやすいな!」と出だしからワクワクする。

このイラストレーター・フォトショップの講習で一番ネックだったのは
たくさんのツールがあるということ」

「これ使って、次はこれ、次にこれでこれができます」的な流れ作業のような教え方なら、たぶん挫折していたはず。

だけど、先生はかなりご丁寧に尚且つスピードよく教えてくれた。

ツールの中に似たようなことをするツールが出できたときも、「コントラストが単純な背景の時にはこのツールを」だとか「細かい写真の加工の際はこのツールを」だとか

「何のためのツール」ということを一つ、一つ教えてくれて非常に分かりやすかった。

 

教え方・言い方次第で関心度が変わる

畑作業のときもそうだ。
今日は雑草ぬいてください!とだけ言われて唯々作業をこなすだけでは心も入らないしゴールも見つからないと思う。

「雑草に栄養が取られちゃうので、美味しい野菜をつくるために作物附近の雑草をぬいてください!」と何のための作業か?ということを伝えることにより

雑草抜きをする意味も分かってくる。

洋服選びだってそう。

お客さんから「公園デートで来たい服が欲しい」と言われ、それっぽい服を選んでさしあげるとする。

結果的には同じなんだが、「このジーンズはストレッチが効いて公園でフリスビーした時には動きやすい」とか「汗をかきやすい状況では吸汗速乾機能があるTシャツがいい」とか説明した方が親切。

似たような服の中でも機能の違いだったり、デザインの意味だったりがお客さんにも分かって服を選びやすくなると思う。

 

だから、イラストレーター・フォトショップの中にある様々なツールがある中、「このツールはこういうことをするためのツールです。こういうが画像に仕上げたいときはこのツールを使ってくだい」と説明してくれる先生は分かりやすかったし、このツールが存在する意味も分かった。

 

後輩などやお客さんに何かを伝えるとき、相手の分かって程で話しがちの中、相手の反応を見て、相手が何を求めているのか、相手が知りたいことは何なのか?を考えながら話すことが大事なのかな?と4日間の研修を受けて感じた。

一つ一つの作業の意味を教えてくれる先生ではなかったら、この授業についていけなっただろうし、面白いとも思わなかったかも。

人 対 人 だから相性にもよるけど「初めてフォトショップとイラストレーターを始める人」にはお勧めかなと思います。

Pocket
LINEで送る