東南アジア タイからのお客様をお迎えして
こんにちは。スタッフの寺田です。
少し前になってしまいますが、6/15(木)になんとはるばるタイから(!)、国家公務員の方々が視察に来村してくださいました。
東京大学公共政策大学院が受け入れ先となっている研修プログラムの一環です。
地方の現状や行政の在り方、NPOについてなど様々なテーマについて意見交換を行う機会となりました。
英語での紹介ということでまだまだな部分もあったかと思いますが、たくさんの質問をいただき時間が足らないくらい楽しいディスカッションでした。
せっかくだから、小菅村の味を
昼食はせっかくなので、廣瀬屋旅館にてヤマメやコンニャク、山菜など小菅村ならではの食を味わっていただきました。
初めて生のわさびを見たという方、山菜にチャレンジしている方など反応は様々。
私たちが自信を持ってオススメできる小菅村の食事が、彼らにとって貴重な体験になったら良いなと思います。
白熱!? 村長との意見交換
午後はなんと今回特別村長との意見交換会が実現! 行政について、住民とのコミュニケーションについて等様々な角度からご質問を頂きました。
今回一番面白いと思ったことは、「国や立場が違うからこそ、自分の状況を新しい視野で見つめなおす良い機会になるのでは」ということです。
本来であればこの国だけでなく立場も全く違うので、人によっては「背景が違いすぎて議論にならないのでは?」と思ってもおかしくないと思います。
ですが逆にそういった違いがあるにもかかわらず、関係者とのコミュニケーションなど共通する課題が多く発見できました。そして同じ国同士ではおそらくこんな話は絶対できない!というような、鋭い質問やとても重要な質問がたくさん出てきたように思います。
とにかくとっても刺激的! ワクワクするような一時間でした。
小菅村は世界にとって何なのか?
私は通訳案内士という資格を持つ者として、海外の方を小菅村にお迎えする機会が何回かあります。
「小菅村って何か観光名所とかあったっけ?」
「外国人にとって何が面白いの?」
当然そんな疑問が沸く人もいるかもしれませんが、本当に、本当になぜだか小菅村はすごいんです。
ある人にとっては、日本の山里における本物のリアルな暮らしと風景が、
ある人にとっては、小さな山あいの村でありながらたくさんの魅力的な取り組みをしていることが、
またある人にとっては、温かな村民との言葉を越えた交流が、
「また来たい」「ほかの人にも教えたい」といったお言葉につながっているのかなと思っています。
しかし私自身もまだまだ知らない文化や魅力がいっぱい。
もっともっといろんなことを学んで、「世界に誇ることのできる、源流の里小菅村」を発信していけたら。
そして結果として日本の地域のくらしに息づく日本の魅力を受け継いでいけたらと思っています。