やまなし環境教育ミーティング2018に行ってきた

やまなし環境教育ミーティング2018に行ってきた

記憶の無い小さな頃から、野山を走り森の生き物が遊び相手だったNPOこすげの石坂です。(←帰省した際に、たまたま見た子供のころのビデオで実際にそうだった!自分でも衝撃でした。)

さて、今回はNPOスタッフと共に、環境教育について学ぶ「やまなし環境教育ミーティング」に行ってまいりました。

このイベントは、県内で活動する環境団体や、自然学校、その他個人参加ができるイベントで、情報交換やミーティングということで、各地で環境教育を実践している方に「会える」イベントです。                 

会場となった八ヶ岳自然ふれあいセンターは、公益財団法人キープ協会がずーーと環境教育を実践し人材も育成、実践している、環境教育界では知らない人はいない老舗です。

館内は、「さすが、キープ協会!!!」と思わせる、来場者をワクワクさせ森や自然にいつ間にか遊びに行きたくなる仕掛けが盛りだくさんに散りばめられています。ぜひ、清里に行く方は行ってみてください。

http://www.keep.or.jp/place_event/fureai/

 

といことで、早速イベントの開会です。

見た感じ環境教育関連の方や一般の方などが半々くらい。平日の昼間ということもあって女性の姿が多数。

このようなイベントに参加すると、パタゴニアのジャケットだったり、靴がメレルだったり、名札にはキャンプネーム(あだ名のようなもの)が書いてあったり、「環境教育系に携わっている人」というのが直ぐにわかります。業界アルアルですね。

さてさて、事例報告として当団体の副代表理事中田無双さんの、移住して森林組合に就職するまでの過程や、現在の仕事、そして目指したい森林などが紹介されました。

もともとは、大手書店で営業マンをしていたらしく、その時に出会った一冊の本が無双さんを森へと足を向かわせるきっかけになったそうです。

その一冊は・・・・

「就職先は森の中-インタープリーターという仕事- 著 川嶋直」

川嶋さんも、キープ協会で環境教育を盛り上げてきた第一人者です。もちろん、私も存じ上げております。(本は読んでません!読もうと思いつつ・・・スイマセン)

 

続いて

認定NPO法人スペースふうの代表理事永井寛子さん。

http://www.spacefuu.net/

日本各地のイベント開催で排出されるゴミの削減を目指し、「リユース食器」のレンタル活動をはじめ、現在では「山~川~海」とゴミの連鎖をなくそうと精力的に活動されています。

山から川へ流れ落ちるゴミも無くしていこうと活動されている熱意がすごい。

 写真家であり森の案内人の小西貴士さん

環境教育という分野に未経験ながら入り込み、いまでは森やその中で生き生きと遊ぶ子供たちの写真を撮りづけている。

写真と音楽、そして小西さんの語りに、会場の参加者の皆さんも引き込まれていました。

そんな小西さんも「就職先は森の中(著 川嶋直)」の本に結構影響を受けいていたという。

 

 

13時 お昼タイム(休憩)

冬季ですが、清里の代名詞にもなっているジャージー牛のソフトクリームは、冬季でも営業してました!

北海道へ大雪を降らしていた爆弾低気圧の暴風が吹き荒ぶ中、スタッフ3名は美味しくソフトクリームを食らってました。

寒いけど、雪景色の富士山と青空とソフトクリーム。素晴らしい風景!

残念ながら、写真は無いので、ジャージービーフコロッケバーガーを食べる2人

青々とした草原の時もいいけど、冬の透き通った空気で見る景色ですね

 

 

団体の事例紹介タイム

活動紹介ブースが設けられ、各団体志向を凝らした展示、説明、試食などなど、さすが「環境教育に携わる方々」のアピールタイム。

予定時間を大幅に過ぎていましたが、各ブースや会場内はあちらこちらで「新しい出会いによる化学反応」が繰り広げられていました。

 

まとめタイム

「えんたくん」という、数人が輪になって座り、膝の上に丸い段ボールをテーブル代わり使い、そこにペンで発言を記入するワークショップ道具を使って、今回の想いや新しい発見を共有。

「地域の中では自分のような活動をしている人が少ないが、ここにきて同じような思いを持った方に出会えた」

「新しいことを始める前に、一度頭を柔らかくする方法を学んだ」

「様々な仕事を地域の中で行う。現代版百姓」

地域と環境教育、そして働き方など、いままで「当たり前」だったことに疑問をもち、疑問をもった人が地方の小さな地域で実践し、結果を残してきている人たちが本当に増えてきているな~と感じました。

やっぱり山梨には、面白い団体、地域が増えてます

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