2025年2月15日、小菅村にて、みずほフィナンシャルグループの社員14名が社会貢献活動の「ブループロジェクト」として水を育む森林の利活用と木質バイオマスを学ぶ森林体験プログラムに参加いただきました。
森林の基礎を学ぶ座学
小菅村中央公民館では、まず「日本の森林と森づくり」についての基礎講座を実施しました。日本の森林が直面する課題、木材資源の循環、そして水源の森の役割について解説。
地元食材の「源流弁当」で自然を味わう
昼食には、小菅村の食材を活用した「源流弁当」を楽しんでいただきました。小菅村で育ったヤマメの天ぷら、シイタケ、地元の野菜が詰め込まれた弁当は、小菅の旬の自然の恵みをダイレクトに感じられる味わいです!
森とともに生きる技術を体験
午後のメインプログラムは、木材の活用(薪ボイラー)、森林管理(人工林の管理)を学びました。
- 薪ボイラーの見学(小菅の湯)
村の森林資源を活用した薪ボイラーの仕組みを学び、木質バイオマスエネルギーの可能性に触れました。この薪ボイラーの仕組みは、先日行われた令和6年度新エネルギー大賞にて新エネルギー財団会長賞を受賞されています。
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伐倒見学・玉切り体験(水源の森)
実際に森林での伐倒作業を見学し、1mに玉切り(丸太を適切な長さに切る作業)を体験。参加者は「森を守るために木を伐る」という意義を実感して頂きました。
- 木材の集積場見学(木の駅)
森で伐採し、参加者の皆さんで1mに玉切りされた木材がどのように薪ボイラーに流通するのか、木材の集積・出荷プロセスを学び、持続可能な林業の現場を体験しました。
森とともに歩む未来へ
最後は道の駅こすげでの休憩・お土産タイムを経て、バスで大月駅へ。
今回の体験を通じ、水と森のつながり、日本の森の現状、木質バイオマスの可能性、水源の森づくりの重要性を体験を通して学べるようなプログラムをご提供させていただきました。
これからも、みずほフィナンシャルグループの皆様とは情報交換を行い、水源の森づくりや、企業と地域、自然と共生する社会の実現に向けて、一歩づつ取り組みを進めていければと思います。