こんにちは。元地域おこし協力隊の小林です。
コロナウィルスで今、村も厳重な体制になっており早く終息してほしいものですね。
先日4月30日をもって地域おこし協力隊、3年間の任期が終了となりました。
3年間という短い期間でしたが、関わって頂いた皆様大変ありがとうございました。
ここで、私の3年間について簡単にですがご紹介したいと思います。
小菅村に来たきっかけ
私が小菅村に住もうと思ったきっかけは趣味の渓流釣りからでした。
私は東京農大短期大学部を卒業後、一年間は土木の設計事務所に勤めていました。その間の休日は小菅村含めて、奥多摩や丹波山村など玉川の上流域に渓流釣りでよく訪れていました。釣りで毎週遊びに来る度に、良い場所だなあといつも思っていました。
釣りで通っていたこともあって、周辺地域のことについて情報収集を頻繁にしていました。
私はいつものように通勤の電車でTwitterを眺めていると、フォローしていた「NPO法人多摩源流こすげ」のツイートで地域おこし協力隊という文字を見つけました。
自宅に帰り、求人について色々調べてみたら私が今までやってみたかった自然との関りが深い仕事で、出身大学の東京農業大学と深いつながりがあるということを知り、早速問い合わせをしました。
その後は何度も村を訪れて、担当の方に村を案内して頂いたりNPO法人多摩源流こすげの体験プログラムに参加するなどしました。
そして最後は面接となり、慣れないパワーポイントの発表で自分が好きな事や村でやってみたいことなどを話した記憶があります。結果、地域おこし協力隊になることができ、小菅村での新しい生活が始まりました。
村での生活
村での生活は最初は知らない人だらけで不安もありました。ただ、村の人は移住者だからといって変に気を使ったり遠慮する人が少ないので、私もそれが逆にそれが地域に思ったより早く馴染めてよかったと感じています。
ただ、村での生活は思いのほか行事や夜の会議も多く最初の年は色々経験しないといけないということもあって、その点ではかなり疲れたような気がします。
2年目、3年目になってからは知り合いも増えてお祭りなども楽しめるようになってきて、会議も必要なものだけ出るようになったのでそういったことはなくなりました。
また、私にとって村での生活で一番楽しいのが自然の中での活動です。渓流釣りは元々していましたが、村に来て新しく山菜取り、キノコ採り、狩猟等一年中自然の中で遊べるようになり、楽しみが増えました。
これは村に住んでいるからこそ身に付いたものだと感じています。また、同じようなことが好きな人も村の中にはもちろんいて、その人たちとの交流も色々なお話を聞くことが出来たりしてとても楽しいです。
3年間の活動について
私は釣りが好きだということで、小菅村に来たので主に釣りに関した活動を多くしてきました。
1年目は釣りの体験プログラムを試行錯誤してつくっていきました。
2年目からはつくりあげた釣りの体験を定期的に開催し、多くの方にご参加いただいたことは非常にありがたかったです。
また、体験プログラムの他にも小菅村の管理釣り場「小菅フィッシングビレッジ」で早い段階で卒業後の進路としての提案を頂いたので、是非ともやらせてくださいということで、2年目からは定期的に釣り場勤務をして業務を覚えていきました。
3年目に入ってからは釣り場の業務もほとんどこなせるようになって、今度は自分で何か釣り場のために活動していきたいと思いホームページを新しく作ったり、釣り場の本棚の整理をしたりなど様々な事をしてみました。
釣り場での勤務の中で、親しくなった常連さんが増えたことはとても嬉しいことで、皆同じ釣り好きなので情報交換や釣りのお話しすることが業務の中での楽しみになっています。
今後について
協力隊卒業した後についてですが、進路として考えていた小菅フィッシングビレッジの正式な従業員になりました。
これからも引き続き小菅村で生活し、小菅フィッシングビレッジを活動拠点として楽しい釣り場作りをしていきたいと思っています。
また、NPO法人多摩源流こすげでも体験プログラムのスタッフとしてまた皆様にお会いすることがあると思います。
今後とも小菅村におりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
コロナが落ち着きましたら、小菅フィッシングビレッジにも遊びに来てください!
私が作った小菅フィッシングビレッジホームページです
https://fishingvillage.jp/