チェーンソー講習に行ってきました!

チェーンソー講習に行ってきました!

小菅村に来て初めての冬を迎えています。

村民は声をそろえて「今年の冬は暖かい」と言いますが、それでも寒いと感じてしまう小菅村の冬です。

そんな寒い冬の味方が「薪ストーブ」です!

NPO法人多摩源流こすげの事務所では薪ストーブを使っています。

石油ストーブと違い臭いもなく、部屋全体が暖かくなります。

しかも薪を用意できれば光熱費は一切かかりません!

そんな良いことづくめの薪ストーブですが欠点もあります。

それは「薪」の調達です。

木を切って運び出して乾燥してと時間がかかる作業であり、かなりの重労働です。

1日(8時間)で最低でも写真のカゴ1杯以上の薪を使いますし、特に寒い日は使用量がさらに増えます。

薪を手早く作るにはやはりチェーンソーが必要になる!

チェーンソーを使えるようになれば間伐を行い山を整備するとともに、間伐材を活用して薪を作りが行える!

山がきれいになり職場も温まる一石二鳥を目指して、チェーンソー講習を受けに行ってきました。

 

チェーンソー講習

私の受けたチェーンソー講習は2日間(計16時間)でした。

参加人数は約80名、人数の多さに驚きながら初日が始まりました。

初日は座学のみで、教科書を使ってチェーンソーに関する知識から伐木に関する知識を学びます。

思っていたより使用方法は簡単。誰でも使いやすいようになっていました。

非常に便利で手軽に使える道具ですがその分危険も多く、使い方を間違えると大きな事故につながってしまう。

正しい知識と使用方法がとても大切であることがわかりました!

 

2日目は実技がメインでした。

まずは本体を分解して仕組みを理解、その後メンテナンスなどの基礎知識を学びました。

特に難しかったのが目立ての作業です。

ヤスリを使って刃を研ぐ作業ですが、角度や高さをそろえるなどの微調整が必要となります。

目立てがうまくできないと切れ味が下がってしまうため、欠かすことのできない作業。

がっつり練習したいと思います。

 

午後になり実際にチェーンソーを使う練習が始まりました。

木の伐採に使う受け口・追い口作りと、切った木を同じサイズに切りそろえる玉切りの練習です。

直径20センチはある丸太が10秒ほどで切断されるのを見て、改めてとても便利な道具であることを実感しました。

初めて使ってみた感想は・・・

「真っすぐ切るのが難しい!」でした。

水平に切っているつもりでも斜めになってしまったりと、思うように切れず。

こちらもがっつり練習したいと思います。

こうして無事に修了証を受け取ることができました!!

 

修了証をお持ちの方はご注意ください!

この度労働安全衛生規則の一部が改正され、現在修了証をお持ちの方も令和2年8月1日の施行日までに補講受講されないと、施行日以降にチェーンソーを用いた伐木造材作業に就けなくなるそうです。

修了区分によって受ける補講が変わるそうなので、修了証をお持ちで補講を受けていない方は至急ご確認ください!

詳しくはこちらから↓

伐木等の業務(補講イ)2.5時間講習 伐木の業務特別教育修了者を対象とした補講

(盆子原)

 

 

 

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