11月7日(月)本日は東京農業大学の一般講座「多摩川源流沢歩き」が行われた。
毎年春と秋にNPOが委託を受けているツアーで、小菅の自然の名人「加藤源久」氏のガイドでとても人気な企画である。

小菅の自然の名人 加藤源久氏 鳥・樹木・花・魚・動物・文化に精通
肌寒い中、今回は東京から3名のお客様がきてくれた。
3人中2人は今回初めての小菅村で、もう一人の男性は前回の春の沢歩きでこのツアーにはまって秋の沢歩きも来てくださった。(春の沢歩きから個人的にもこすげに何回も訪れてくれているリピーターさん)

都内から3名のお客様が来てくれました。みんな自然や里山に興味あるお三方。
まずは小菅川の下流で自然観察。
今回初めてこすげに来てくださった2人は「川の中を双眼鏡で見るのは初めてで面白い」「ヤマメやイワナが良く見える」と序章から喜んでくださった。
これも透明で透き通った小菅川だからできることだなぁ思ったスタッフ中村であった。

プロミナで川の中の様子を観察。足音に敏感な魚たちに逃げられ苦戦してました。
昼食を食べ、午後は本番に突入。
小菅川の上流 多摩川の源流域を腰まである長靴「胴長」を履いて沢歩きスタート!

胴長は腰までは濡れないので冷たい川の中もへっちゃらで歩けるのだ。
ヤマメやイワナの産卵所を観察。
川の中で白くなっている部分が産卵所。
ヤマメやイワナが産卵する時は泥や砂利を取り除き尾びれで石の水垢をはいていくので白く見れるのだ!

真ん中の白くなっている部分が産卵所
箱メガネという水中メガネで川の中を観察。
子どものヤマメが沢山泳いでいた。
お客様も「おお!沢山いる!!すごい!」と興奮して川の中に夢中になっていた。

箱メガネで川の中を観察

こどもヤマメが沢山泳いでいた
また、こすげの自然の名人 加藤氏はキノコにも詳しくいつの間にかキノコ狩りが始まっていた(笑)
ムキタケやチャナメツムタケをGET!3人のお客様のこすげのお土産になった。
今回2回目の沢歩きの男性は前回に引き継き、素手でヤマメを捕まえていた。
小判型のパーマークがついているのがヤマメの特徴。オレンジ色の綺麗な尾びれもヤマメとわかる。

今回もヤマメ掴みに夢中のリピーター様

小菅村の特産のヤマメ 土日には道の駅こすげにてヤマメの塩焼き販売してます。
今回はお客様が3名と例年よりは少ない人数でしたが、3人和気あいあいで楽しんで頂いて寒いけど楽しい沢歩きとなった。 ヤマメやキノコ、源流の風景はもちろん、名人加藤源久氏の知識もこのツアーの人気となっていると思う。 ただ歩くより名人と歩く沢歩きは格別に見える景色が変わってくるので是非皆さんもこすげに来て楽しんで頂きたい!