6月は地域づくりインターンの会のメンバーや小菅保育所の園児、小学生、源流体験ご参加の団体様の現地下見など様々な人達と関わった月でした。
こすげファンが生まれる場所
今年も6月に来るとやってくる「地域づくりインターンの会」による「派遣地決定会」に行ってきました。
「地域づくりインターンの会」とは地域と学生を「むすぶ」きっかけづくりプログラムで、小菅村は発足当初から19年参加しています。
僕自身も小菅村に移住した2015年から4年目のインターン担当で、毎年他の地域の担当者や事務局の学生さんに会うのが楽しみの一つになっているんです!
懇親会での一コマ
ここで出会わなければ「小菅村」という言葉を知らなかった学生らが、小菅村のインターンシップを通して村のファンになってくれるという奇跡の場所。
学生と地域が初めて会う「派遣地決定会」ではハラハラドキドキの不安な気持ちが、派遣後には「こすげを盛り上げてくれる仲間」となっているんだから面白い!
今年もどんなドラマが生まれるのか楽しみです!
今年の派遣地決定会の様子はこちら http://npokosuge.jp/blog/event/4570
今年のインターン生とこすげのインターンOGと雄滝のポーズ
御用聞き!マルチ三兄弟出動!
1時間2000円で畑作業や引っ越しのお手伝いなどの御用聞きを承っているNPOこすげ。
毎回僕たちに御用聞きをお願いしてくれる村民の畑でマルチ張りを、メンバー3人、通称マルチ三兄弟でやらせてもらいました。
高齢になって難しくなっている僕ら若者がカバーさせてもらって、野菜づくりを続けていってもらっています。
高齢の農家さんは知恵を、僕たち若者は力を。
そんな想いで御用聞きをやらせてもらってます。
3人で息を合わせてマルチ張り
保育所自然遊び~草木染め~
今年度から本格的に小菅保育所の自然遊びをお手伝いさせてもらっています。
これまでに田んぼでの自然観察や村内での遠足などに同行してきましたが、今回は草木染め体験を行いました。
玉ねぎの皮や草を煮て、ハンカチを草木染めしていくんです。
玉ねぎをグツグツ煮て、そこに白いハンカチを入れます。
うまく染め上がりましたー♪
子どもたちの純粋な白い心に触れていると、黒く染まったお腹が白く染められるいくようです。
小学校田んぼ体験
毎年、小菅小学校5年生の田植え体験をNPOこすげで担当しています。
現在、長作地区にある田んぼは小菅村唯一の田んぼで約10年前に東京農業大学の学生さんらが35年ぶりに小菅村に田んぼを復活してからずっと大学生らの手で続けられています。
詳しくはこちら http://npokosuge.jp/blog/action/2785
小菅村長作地区にあるこすげ唯一の田んぼ
子どもたちはというと、田植え体験よりも田んぼにいる水中生物に夢中(笑)
カエルを捕まえたり、トンボを捕まえたり楽しそうでした。
ヤマアカガエルを見つけたよー♬
子どもの元気ぷりに自分のこんなに純粋だったけかなーって思いにふける33歳でした。(笑)
東京農業大学農業実習
2007年に東京農業大学×小菅村で始まった「多摩川源流大学」では、1泊2日の実習で計3回小菅村を訪れる授業「多摩川源流大学」と1回だけ日帰りで小菅村での実習を行う「源流文化学」っていう授業があります。
6月は源流文化学の実習でした。
東京農業大学 宮林教授のガイダンス
炎天下の中、前回の実習組で張ったマルチにマルチカッターで穴をあけて、大豆を植える作業と、畑まわりの柵や道の除草作業を行いました。
大豆を植えています。
小菅村中組にある山沢畑の路が使いやすくなりました。
学生たちが今後畑作業をする人も、この先しない人もこの実習を通して、農作業に直面してもしなくても、自分たちの生活やバイト、将来の仕事でチームワークだったり、ことの進め方、効率の良さなどを身につけていってもらえればいいなと個人的に思っています。