小菅小、中学校「総合学習」にて、地域資源を活かした探求型学習を実施しました。

小菅小、中学校「総合学習」にて、地域資源を活かした探求型学習を実施しました。

小菅小学校、中学校の児童生徒の皆さんに、小菅村の資源や文化を活かした探求型学習に取り組んでもらう授業を実施しました。

小菅村で農業や自然に触れる体験を行い、現状と課題についてお話ししました。村に住んでいる子どもたち一人ひとりにとって、地域がより身近になり、小菅村がよりよい村になるためにできる課題解決に、子どもたちも取り組めることを学んでもらうことが目標です。

 

事業実施報告

木工技術を生かしたものづくりプログラム(中学校)

令和6年 ① 9月27日(金)、② 10月4日(金)、③ 12月17日(火)、④ 12月18日(水)、⑤ 12月19日(木)、⑥ 12月20日(金)、

令和7年 ⑦ 1月27日(月)

「スタジオ 畑の前」スタッフの指導の下、子どもたちが普段の中学校生活において「あったら良いな」と思うもののアイデアを出し合い、班ごとに制作するものを1つ決め、設計の図面を描きました。図面を元にスタッフが木材のパーツとして加工し、それを中学生が組み立てて、4つの作品が完成しました。

地域の身の回りの課題を見つけ、その解決案を考えて自らの手で実践することで、自分たちでも地域の課題解決を実践することができることを学び、積極的に行動できるようになることを目指しました。

 

 

 

ICT技術による農業課題解決の体験(中学校、小学校)

令和6年9月25日(水)、26日(木)

「スクーミー」のキットを用いて基本的なプログラミングの仕組みを学び、取り上げた課題の解決方法を考え、自分で考えたプログラミングをコンピュータ上で実際に作成し、自動生徒同士で意見交換を行いました。

学んだプログラミングの仕組みを元に、「〇〇がプログラミングでできたら、解決に繋がるのでは」というアイデアを出し合い、ICT技術の活用による課題解決のプロセスを学びました。

 

 

大菩薩峠遠足(小学校)

※下見:令和6年8月20日(火)

小学校高学年を対象に、大菩薩峠の遠足を実施する。小学校低、中学年では村内にて遠足を実施しており、高学年になると、登山に挑戦。小菅村の観光の名所の一つである大菩薩峠を知り、地域の自然資源に対する理解、関心を深めます。

村について紹介する大人も地域資源への理解を深めるべく、教職員や村役場職員のみなさんとともに下見を行いました。

今年度は、残念ながら天候不良により中止となってしまいました。

 

 

ジャガイモ収穫体験(中学校、小学校)

令和6年7月18日(木)

小菅村の主要な農作物の一つである、ジャガイモの栽培を体験しました。鍬を使った手作業で行われる収穫作業を体験し、地域住民に受け継がれる知識や技術を紹介し、農業が途絶えてしまうとそれらが失われてしまうことを知ってもらいました。

そのうえで、現在農業を続けるにあたって障壁となっている、住民の高齢化や異常気象、獣害なの問題に触れ、これから取り組むべき課題について、皆で考えました。

 

 

森林体験(中学校)

令和6年6月27日(木)

小菅村の森林が、管理が行き届かず荒廃している現状と、村内で源流大学が取り組む森づくりの活動について紹介し、源流域の森林の置かれている状況をお話しました。
また、後期の木工プログラムの導入として、伐倒作業の体験を通じて、利用する木材が森林から得られる資源であることを知り、地域資源の利活用への理解を深めました。
また、小菅村で進められている森林空間利用事業(マウンテンバイク、フォレストアドベンチャー)についても知り、木材資源としてだけでなく、森林空間を活かした利活用の方法もあることを学びました。

 

 

小菅村から「令和のやまなし教育活動モデル推進事業」の業務委託務を受け、地域活性化を目指した探究型学習により、課題解決能力の育成を目指した教育事業を実施しました。

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